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テオレマ

Teorema  1968年
ピエル・パオロ・パゾリーニ


パゾリーニの映画はしんどいです。
難解かつ理解不能です。

正直、疲れているときは眠くなるのですが、不思議な引力があって、たまに見たくなります。

とはいえ、パゾリーニの「ソドムの市」をレイトショーの大画面で見たとき、あまりの衝撃に一週間ほど後遺症が続きました。

あんなん見たら食欲なくなるよ……(`;ω;´)

映画館であれほど衝撃的な映画を見たのは、もちろん初めてでした。

というか、内容を知ってたら絶対に大画面で見てないし……

それ以来、「ソドムの市」は2度と見たくない映画、第2位の座を不動のものにしています。

ちなみに第1位はクローネンバーグの「ザ・フライ」です。

あー、汚ない!
思い出したくない!!!ヽ(;゚;Д;゚;; )

……汚ない話は置いといて、こちらの「テオレマ」は「定理」という意味だそうです。

「定理」?(´゚ω゚`)
あまり日常的に使わない……

はりきってDVDを買ったものの…
ホモで共産主義者のパゾリーニの脳ミソはよくわかりません。



工場経営者のブルジョワ一家の屋敷に1人の青年が現れる。

彼は屋敷で生活を始め、不思議な魅力で一家全員と関係を持っていく。

そして、ふらりと屋敷を去っていく…

するとそのあと、残された家族たちは奇怪な行動を取り始める。

娘は手のひらを握りしめたまま硬直。
息子は抽象画にのめりこみ、妻は見知らぬ若者を車に乗せてホテルへ。
そして、夫は荒野に叫ぶ………

下働きの女に至っては次第に聖性を帯びていく。

……???

ブルジョワ一家は崩壊し、立場が逆転するかのごとく下働きの女が聖人のように……

青年に入り込む余地を与えたのは、むしろこの家族に何か原因があったのかもしれません。

この不思議な青年の登場により、家族は崩壊しました。

……????

わかりません。
説明できない映画です。
説明しようという考え方がまず間違ってそうです。

見る者に全てを委ねるというより、見る者に理解することを許さない映画だと思います(笑)

パゾリーニのデビュー作「アッカトーネ」はまだ普通なのですが、「大きな鳥と小さな鳥」→「アポロンの地獄」→「豚小屋」と作品を発表していくたびに、どんどん理解不能指数がパワーアップしていきます。

いや、「アポロンの地獄」は好きなんですよ!
エディプス・コンプレックスを題材にしてるところが好きなんです。
そのうちブログに書きたいと思っています。

が、それに続く「豚小屋」はまたインパクトがありすぎて、夢に出そうでした。

常人にはパゾリーニの脳ミソは理解不能です。
そもそも映画のタイトルで「豚小屋」って……

とにかくクセの強い監督なので、好き嫌いははっきり分かれると思います。

あんまり好きって人はいないかな(笑)
私も意地になって全ての作品を見ましたが、好きかと言われると好きとは言えません。

「アポロンの地獄」はDVDのパッケージもカッコよくて好きだけど……

主演のテレンス・スタンプですが、「コレクター」や「世にも怪奇な物語」など、怪しげな役がよく似合うので、今回のキャスティングも納得です。

シルヴァーナ・マンガーノはいつ見ても美しく、彼女を見るだけでも目が潤います。

この映画、本当に意味不明と言われれば、それまでの映画なので、映画にちゃんとしたストーリーを求める人には退屈なだけだと思います。

私もパゾリーニは意味不明ですが、彼の作品を見るときはわからないと開き直ってパゾリーニワールドに身を委ねることにしています。

単なる意味不明作品のようでいて、芸術的作品のような気もするし、よくわかりません。

さっきから「わからない」を連発していますが、それ以外のコメントは見つかりそうもないです。

すごい映画なのか、下らない映画なのか紙一重な感じなので、みなさんも時間があれば1度鑑賞して確かめてみてはいかがでしょうか。

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1018

Author:1018
なかなか映画の話が合う人がいないので、
ここに、好き勝手いろいろ書いていこうと思います。
いいと思った映画しか載せないので、
ここに書いているのは、全部お薦めです!
たまに映画から脱線していますが、気になった映画は是非見てください(^▽^)

※あくまで個人的に映画の感想を書いて楽しんでおりますので、匿名での中傷的なコメントはご遠慮下さい。

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