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愛のメモリー

Obsession     1976年     ブライアン・デ・パルマ



あまりの邦題の安っぽさに、一瞬見るのをためらいましたが、デパルマなら一応、見とくかって感じで鑑賞。

ヒッチコックへのオマージュ作品を撮り続けるデパルマですが、こちらはヒッチコックの「めまい」を彷彿とさせます。

彷彿というか、明らかに意識しています。

どういうオチにするんだろうと思いつつ、見ましたがひねってました。

ちょっと意外な結末でした。



舞台はアメリカ南部。

主人公のマイケルは17年前に誘拐事件で妻子を失っており、いまだに立ち直れず喪失感に捕われている。

そんな彼は仕事先で行ったフィレンツェで偶然、亡き妻のエリザベスに生き写しの娘、サンドラに出会う。

彼女に見とれるマイケル。

言葉を交わした二人はマイケルの積極的なアピールによって親しくなっていき、知り合って日にちが浅いにも関わらず、マイケルはサンドラに求婚、身寄りのないサンドラをアメリカに連れていく。

結婚を急ぐマイケルを周囲の人間は心配し、サンドラ自身も自分はエリザベスの身代わりにされているだけなのではないかと思い始めるのだが。

式は無事に執り行われるが、次の日の朝、サンドラは忽然と姿を消しており、ベッドルームには17年前と同じ、身代金を要求する手紙があった。

今度こそ妻を失いたくないと願うマイケルは、犯人の要求通りに50万ドルを指定された場所に持っていくのだが…


意外な黒幕と17年前の事件とのつながり、サンドラの素性などが次第に明らかになっていきます。

なるほど!という感じです。

悪役の豹変っぷりが、ちょっと行き過ぎな感じがしなくもないですが。

真実をベラベラしゃべりすぎましたね。

ただハッピーエンドとは言いがたく、愛した女が娘だったというマイケルの心境は複雑でしょう。

殺人者として追われる身となったマイケルと、罪悪感を持ったままのサンドラはこれからどうなっていくのでしょうか。

どう考えても、この2人に先はないです。


ちなみに、タイトルのObsessionは「憑りつかれる」、「執念」などを意味するそう。

バーナード・ハーマンの荘厳な音楽が耳に残ります。

ちなみに、デパルマ監督についてですが、ヒッチコックへのオマージュ作品以外にも「スカーフェイス」や「アンタッチャブル」などの暴力的傑作を作る一方、「ミッション・トゥ・マーズ」など、よくわからない作品も発表していて、ちょっと作風に統一感がない印象です。

商業映画として割り切って撮っているのでしょうか。

最近はなんだか勢いがないですね。

このあたりでガツンと一発、すごいのを発表してほしいものです。
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なかなか映画の話が合う人がいないので、
ここに、好き勝手いろいろ書いていこうと思います。
いいと思った映画しか載せないので、
ここに書いているのは、全部お薦めです!
たまに映画から脱線していますが、気になった映画は是非見てください(^▽^)

※あくまで個人的に映画の感想を書いて楽しんでおりますので、匿名での中傷的なコメントはご遠慮下さい。

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