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ねえ!キスしてよ

Kiss Me, Stupid     1964年    ビリー・ワイルダー



「アパートの鍵貸します」と「七年目の浮気」の主人公のような善良で小心な男を、レイ・ウォルストンが好演しています。




美人の妻、ゼルダが他の男に取られないかと異常なほど心配している売れない作曲家オーヴィル。

ある日、彼の住む田舎町にスター歌手のディノがやってくる。

曲を売り込むチャンスだと、オーヴィルの友人はディノの車を故障させて、無理やり町に一泊させることに成功する。

しかし、女好きのディノに妻を取られたら大変だと考えたオーヴィルは、なんとかゼルダを怒らせて実家に帰らせようとするのだが、本当にゼルダは泣いて家を飛び出してしまう。

そして近所の酒場❝ヘソ❞から娼婦ポリーを連れてきて妻の代役にし、ディノの相手をさせるのだが。

ディノはポリーを気に入り、ポリーは嫌だと思いつつも仕事と割り切って彼の相手をする。

一夜だけの妻とはいえ、オーヴィルはポリーを本当の妻と錯覚し、なんでも思い通りになると思っているディノに頭にきて、彼を家から追い出してしまう。

一方、ゼルダは夫がポリーといるところを見て、❝ヘソ❞でヤケ酒を飲む。

そのあと近くにあるポリーのベッドで寝ていると、女目当てのディノが現れる。

そこで事情を察したゼルダは、夫の曲を売り込み、マッサージのお礼に500ドルをもらう。

朝になり、オーヴィルに送られて帰ってきたポリーに、ゼルダはお茶を入れて話をする。

そして、500ドルをポリーに渡す。

家に戻らない妻にヤキモキするオーヴィルは、友人に連れられてゼルダに再会、目の前のテレビでディノがオーヴィルの曲、❝ソフィア❞を歌う姿と、車を買って町を出ていくポリーを見て訳が分からず、ポカンとするのだった。


ワイルダーらしい、こちらも笑顔になってしまう結末です。

実は妻とディノの間に何かあったんじゃないかと心配するオーヴィルの複雑な心境が笑えます。

ポリー役のキム・ノヴァクはスタイル抜群でセクシーで、かなり低音の声ですね。

出演作では「めまい」がひときわ印象的ですが、「愛情物語」や「ピクニック」などでもまた違った魅力的な女性を演じています。

ディーン・マーティンは見ている間ずっと、ロバート・ミッチャムに似ているなぁというのが気になりました(笑)

本人役で出演しているみたいですね。

それにしても、本作はワイルダー作品の中では、かなり知名度が低いように思います。

実際にアメリカでの公開当時は不道徳だと批判され、興行的に失敗したようです。

しかし、こちらの作品はワイルダーのコメディセンスがいかんなく発揮された傑作だと言えます。

ハイレベルな作品を連発し続けるワイルダー監督ですが、今見てもそのコメディセンスは新鮮かつ抜群です。
この作品も再評価されてもいいのではないでしょうか?
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Author:1018
なかなか映画の話が合う人がいないので、
ここに、好き勝手いろいろ書いていこうと思います。
いいと思った映画しか載せないので、
ここに書いているのは、全部お薦めです!
たまに映画から脱線していますが、気になった映画は是非見てください(^▽^)

※あくまで個人的に映画の感想を書いて楽しんでおりますので、匿名での中傷的なコメントはご遠慮下さい。

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