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サイレント・ランニング

Silent Running     1972年
ダグラス・トランブル


地味な低予算のSF映画ですが、しみじみと叙情豊かな作品です。


全てが管理された未来の地球。
植物は絶滅し、政府の命令で宇宙では植物を復活させるプロジェクトが行われていた。

植物学者のフリーマンは日々仕事に励んでいたが、政府から唐突にプロジェクトを中止し、6つのドーム全てを破壊せよとの通達を受ける。

元々やる気のなかった3人の同僚たちは地球に帰ることができるのを喜んでドームを爆破し始め、それに反対するフリーマンは同僚たちを殺してしまう。

残ったドームを守ると決意したフリーマンは、作業用ロボットのドローン1号、2号、3号をプログラムし直して植物の世話をさせるようにする。

フリーマンはドローンにデューイ、ヒューイ、ルーイという名前をつけて人間のように接し、ポーカーの相手などをさせる。

しかしルーイは船外作業中に気流に流されてしまい、さらに事故でヒューイは損傷して弱ってしまう。

政府に居場所を見つけられたフリーマンは、同僚を殺した罪の意識もあり、デューイに植物の世話を頼んでドームを切り離し、自分は弱って作業のできないヒューイと共に残って自爆する道を選ぶ。

最後はただ1人、植物の世話をするデューイを乗せたドームが宇宙空間に漂っていた……


悲しい結末ですが、とにかく見どころはドローンたちのかわいらしさに尽きます。

ストーリー自体は特別ひねってたりするわけではなく、ともすると凡庸な作品として埋没する危険もある作品ですが、それがドローンたちを登場させることによって他の似たような設定の作品とは一線をかくす仕上がりになりました。

ロボットって本来は無機質なのに、人間の命令通りに黙々と働く姿が悲しげで、なぜか人間の演技よりも哀れさを感じるんですよね。

人間以上に人間味を感じずにはいられません。

そういえば「未来世界」のロボットも悲しげでした。

このドローンたちのかわいらしさはなかなか写真では伝わらないので、ぜひ一度鑑賞して実際に動いている姿を見てほしいと思います。

ダグラス・トランブルという監督ですが、全く知らなかったので調べてみると、あの有名な「2001年宇宙の旅」や「未知との遭遇」、「ブレードランナー」という超メジャー級の映画に特撮で参加していました。

知る人ぞ知るSF界の横綱といった感じなのでしょうか。

そんなトランブル監督がメガホンをとった本作ですが、素朴ながらラストシーンが静かな余韻と共に、いつまでも心に残る作品です。

デューイ、ヒューイ、ルーイのフィギュアとか作ってくれないかな(´Д` )
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はじめまして

スパイクロッドと申します!

ボクもこないだ初めてこの映画を観たんですけど、
非常におもしろかったですね!

この映画のいちばんの魅力であるあのドローンたちは、
てっきり小人症の俳優が演じていると思っていたんですけど、
どうやらベトナムでの負傷兵が演じていたようですね。
昔の映画に出てたケニー君みたいな人たちです。

あのぎこちない動きが愛らしくていいんですよねぇ~♪

コメントありがとうございます!

あまりにも、コメントがもらえないので、
なかなか、気づかず、お返事が遅れてしまい、申し訳ありません(´Д`)

ブログでも、サイレント・ランニング、書かれてましたねー♪
あのマイナー作を知っている方に、初めて出会いました!

そうなんです!

あのかわいいドローンたちの中に、ベトナム負傷兵が入っていたと知ったときは、
あまりにも、衝撃的でした( ゚Д゚)
ちょっと、ドローンに対する見方が変わってしまった、エピソードです(~_~;)
プロフィール

1018

Author:1018
なかなか映画の話が合う人がいないので、
ここに、好き勝手いろいろ書いていこうと思います。
いいと思った映画しか載せないので、
ここに書いているのは、全部お薦めです!
たまに映画から脱線していますが、気になった映画は是非見てください(^▽^)

※あくまで個人的に映画の感想を書いて楽しんでおりますので、匿名での中傷的なコメントはご遠慮下さい。

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