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バッド・エデュケーション

La Mala Educación       2004年      ペドロ・アルモドバル




引き続き、こちらも下書き段階でブログに公開されていたという醜態をさらした作品です。

いつも、すきま時間にちょっとずつ書いているので、たまに飽きて同時進行で2つの作品を書いたりしています。

で、なんか変な感じに終了して書きかけのまま、2つとも公開されていました(笑)

ちょっとした単純ミスです。
けっこう恥ずかしいです。

あとたまにですが、一生懸命書いた文章がパソコンの調子が悪くて一瞬にして消えてしまうことがあります。

けっこうな時間をかけているのに………

そんな時は泣きながら同じような文章を書き直すのですが、最初に書いてた文章ほどうまく書けなかったりします。

どうでもいいですね。

切り替えて、新しめの映画が続きます。

現在、活躍する監督の中で最も好きかもしれないペドロ・アルモドバルの作品です。

「ブロークバック・マウンテン」つながりで思い出しました。

ホモは生理的に苦手ジャンルですが、さすがアルモドバル!と思いました。




マドリードで映画監督として活躍するエンリケの元に少年時代、神学校で親友だったイグナシオが突然訪ねてくる。

2人はかつてお互いに恋心を抱いていた。

イグナシオはエンリケに脚本を渡すのだが、かつての面影のないイグナシオにエンリケは不信感を持つ。

それでも彼の持ってきた脚本に惹かれ、それを元に映画を撮り始めるのだが。

エンリケの幼少期から持ち続けていたイグナシオへの変わらぬ愛。

プールで泳ぐイグナシオを舐めるように見つめるねっとりとした視線。

そして、イグナシオ(実はフアン)の手段を選ばない出世欲と金銭欲。

さすがはアルモドバルといったドロドロとした世界です。

幼少期、神父からの性的虐待というトラウマを持ったまま、成長した男の悲しい末路として、整形、薬漬けと醜く変り果てた本当のイグナシオの姿は哀れそのものです。

その人工的な不自然な胸は、見るものに不快な感情すら掻き立てます。

そして、なんとこの作品はアルモドバル本人の半自伝的映画だそう。

現実にカトリック教会での児童への性的虐待も各国で明るみに出ています。

聖職に就く者が児童に手を出すとはとんでもないです。
聖職者である前に人間としてどうなのか。

これは立派な犯罪です。
こういったデリケートな問題を取り上げられるのも、アルモドバルだからでしょう。


そして、この映画の見所として、まず1番に目を奪われるのは、ガエル・ガルシア・ベルナルの女装の美しさです。
少しジュリア・ロバーツに見えたりもします。

男女の境界線というか、男が女になろうとして、どこまで女になることができるのか。

ガエル・ガルシアは見事に女になっています。

フェレ・マルティネスは「オープン・ユア・アイズ」に出ていたんですね。

そんなことには気づかなかった。
もう一度、観たい。

監督のアルモドバルですが、毎回言ってるんですけどゲイだし、オカマや変態の出てくる映画が多いです。

どれも作風が激しすぎて賛否両論だと思います。

特異な世界を撮り続けている彼ですが、どの作品も抵抗なく、すんなりと入っていけてしまいます。

それがアルモドバルのゲイとしての強みというか、才能ですね。

それともすんなりと入っていけるのは私だけなんでしょうか。

「バッド・エデュケーション」のあと「ボルベール<帰郷>」を観た時に最高だと思いましたが、
さらにそのあとの「私が、生きる肌」はそれを更新する出来でした。

アルモドバルはどんどん進化し続けています。

実は「オール・アバウト・マイ・マザー」以前のアルモドバル作品はあまり好きではなかったんです。

しかしながら「オール・アバウト・マイ・マザー」以降、常にハイクオリティな作品を生み出していくことに衝撃を受け、いまや新作を心待ちにしている監督の1人です。

この作品は(どの作品も?)濃いいのが苦手な人は生理的に受けつけないかもしれません。

しかしながら、いつも期待を上回る映画を作るアルモドバルの中でも素晴らしい一作です。

ただしつこいですが、ホモ系が苦手な人には決してお薦めしません。

むしろ、観ないことをお薦めします(笑)
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Author:1018
なかなか映画の話が合う人がいないので、
ここに、好き勝手いろいろ書いていこうと思います。
いいと思った映画しか載せないので、
ここに書いているのは、全部お薦めです!
たまに映画から脱線していますが、気になった映画は是非見てください(^▽^)

※あくまで個人的に映画の感想を書いて楽しんでおりますので、匿名での中傷的なコメントはご遠慮下さい。

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