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ジョニーは戦場に行った

休みの前の日は、いつも朝まで起きているのに、最近はブログの更新が全然できてない…

朝まで起きて何をしているのかというと、たいしたことをしているわけでもないのですが、大体はカラオケの練習でYouTubeを見ていることが多いです(笑)

週1くらいのペースでカラオケに行っているので、常に新しい曲を歌いたいんです。

今はセレーナ・ゴメスの「same old love」を練習中( ^ω^ )

カラオケは去年からハマっているので、また別の機会があれば、もっとたくさん話したいと思います。

というのも今回、感想を書こうと思った映画が、
そんなふざけたノリの後には書けそうにないと思ったので…

映画ファンなら必ず知っている究極の反戦映画です。


Johnny Got His Gun      1971年
ダルトン・トランボ

舞台は第一次世界大戦の最中。

物語は冒頭、負傷兵が病院に運び込まれるところから始まります。

顔を激しく損傷しているため、身元の確認ができない男。
彼は体の損傷もひどかったため、壊疽した両腕と両脚は医師の判断によって切断された。

医師は彼を脳死状態だと判断し、今後の研究対象として彼を生かすことにする。

彼はその日から病院の中で隔離され、医師や看護師から事務的な世話をされた。

意識のない生きた肉の塊として。

が、

脳死と判断された男の脳は、普通の人間と同じに機能していた。

彼の名前はジョー。

彼は正義感から志願兵となり、恋人を残して戦場に行った。

そして敵からの攻撃を避けて塹壕に入ったところで爆撃を受け、気がつけば病院のベッドの上だった。

彼には今日がいつなのかもわからない。
時間は一体、どのくらい経っているのか…

死にたくても、彼には自殺するための腕がない。
頭がわずかに動くだけで、誰かに意思を伝えることすらできない。

気が狂うような絶望的な状況の中、彼にわずかな希望となる出来事が起こる。

ジョーの世話をするため、新しく若い女性看護師が赴任してきたのだ。

彼女はジョーに同情し、普通の人間として彼を扱おうとした。

クリスマスの夜、彼女はジョーの体に指文字で、今日がクリスマスであることを伝える。

ジョーは彼女が自分の発する信号に気づいてくれるのではないかと、必死で頭を動かして彼女に訴えかける。

そして、ついに外界の人間とのコンタクト方法を思いつくのだが…


とにかく悲惨な映画です。
目を背けたくなる残酷さです。

人としての尊厳を奪われ、ただ「肉の塊」としてだけ生き続けなければいけないジョーの想像を絶する苦痛。

肉体は死んだも同然。でも心は残ったまま。

たとえ発狂しようとも、ただ生き続けるしかない。

ジョーは今後の研究材料として生かされ続けましたが、不謹慎なことを言うと戦争が起こるたびに医学は飛躍的に進歩するのだそうです。

だからといって、「後世の人間に貢献するために実験台になってくれ」と言われても、自らの体を研究対象として生かされ続けることに納得する人なんていないでしょう。

鎮静剤を打たれ、朦朧とした意識の中でジョーは故郷での恋人や両親のことを回想する。

過去の出征前の恋人や家族との時間は生き生きとしたカラー映像で、現在は彼の置かれた状況を物語る冷たいモノクロの映像。

この映像の対比がジョーの絶望感を際立たせています。

この残酷さはまさに欧米で言うところの「神の沈黙」でしょう。
この地獄からジョーは一生逃れられません。

第二次大戦より悲惨な惨禍を欧州にもたらしたといわれる第一次世界大戦。
理想に燃えた青年の見た戦場とは一体、どんなものだったのか。

監督はこれが唯一の監督作であるダルトン・トランボ。
彼は小説として、この作品を第二次大戦中である1939年に出版しています。

戦争が勃発する度に発禁処分となったこの作品を、彼はベトナム戦争中に映画化しました。

タイトルの「Johnny Got His Gun」は、第一次世界大戦で志願兵を募集する際の宣伝文句だったそう。

戦争は全てを破壊する。
国家という規模でも個人のレベルでも。

とてつもなく後味の悪い映画ですが、一見の価値ありの作品だと思います。
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Author:1018
なかなか映画の話が合う人がいないので、
ここに、好き勝手いろいろ書いていこうと思います。
いいと思った映画しか載せないので、
ここに書いているのは、全部お薦めです!
たまに映画から脱線していますが、気になった映画は是非見てください(^▽^)

※あくまで個人的に映画の感想を書いて楽しんでおりますので、匿名での中傷的なコメントはご遠慮下さい。

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